吉田君にレスしつつ,グリッド発表にコメント.
書くつもり無かったのに・・・
てことは,ストレージの仮想化というのは,一般ユーザの解放する記憶領域を間借りすることか?
広域に散らばっている専用のストレージをグリッドで束ねる感じ.
一般ユーザのストレージを間借りするとなると,P2Pのイメージが強いかな.
まず,悪意のあるユーザを考慮しなければいけないのだったら,大学内とか,信頼のおける領域でグリッドすれば良いのでは?大学1-5限とかだったら,多くのPCが立ち上がってるだろうし,CPUも余ってるんじゃ...
設置場所が信頼できることと計算機自体が信頼できることは別問題.
特に,計算機室のような環境では,利用者がグリッドに悪意を持った攻撃を仕掛ける可能性がある.
あと,発表中の議論にもあったけど,集中管理されている資源を使うとグリッドとは言わないらしい.
そういう状況下ではクラスタというらしい.
後は,グリッドするPCがたくさんあるのであれば,1つの依頼(計算)を複数台に飛ばして,結果を検証してみるのはどうか.ほら,5台のうち3台も悪意のあるユーザなんてことは...きっと...ないよね?笑
こっちはその通り.
でも,5台に同じ仕事を依頼するよりも5台にそれぞれ違う仕事を振り分けられたら効率が良いよね.
それから問題になっていたセキュアコンピューティングの話.
よくよく考えてみたら,それ自体が1つのテーマになりそうな気がする.
計算機があるプログラムを改ざんすることもなく確かに実行したことを検証できるならば,
その答えも(プログラムは正しいという前提において)正しいことを証明できると思う.
って書いてて,ふと思ったんだけど,
検証可能秘密分散とか,マルチパーティープロトコルとかって,こういう技術だったような・・・
今度ちゃんと調べておきます.
200706210024追記:
ニセやまもと大先生からコメント.
把握いたしております.
グリッド協議会の言葉を引用しながら書いたら,こうなりました・・・
って,よくよく読み返すと,引用するならこっちですね.
オープンスタンダードなプロトコルやインターフェースの利用
というわけで,全面的に修正☆
コメント (2)
インターネットで通信していればグリッドらしいというのがゼミでの発言の意図です.
集中管理かどうかに関係なく,です.
Posted by: ニセやまもと | 2007年06月21日 00:01
リンクするならこっちっすかね.
http://www.jpgrid.org/about/group.html
広義のグリッドってやつ.
Posted by: ニセやまもと | 2007年06月21日 01:22