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論文を書くための必携ツール [ 教育, 研究 ]

大絶賛論文進行中ですが,息抜きも必要です.
今日は論文を書くための必携ツールを紹介したいと思います.

エディタ:EmEditor
エディタは基本機能を揃えていれば,何でもいいと思うんです.
検索・置換,日本語文字コード,ルーラ,行番号・・・
これに加えて,指定行を記憶するブックマークに分割表示.
TeXやC言語に対応したカラー表示.
タブによるインデントを半角スペース4つ分に変更できるのもok.
プラグインによる拡張も可能で,言うこと無しです.

TeXプラグイン:M's TeX Helper 2
EmEditorのプラグインです.
これがないとEmEditorでTeXを書くのは困難です.
これがあるから,EmEditorで論文が書けるようなものです.
他には,秀丸+祝鳥とか,Eclipse+TeXlipseとか,xyzzyとかね.
色々あるんです.
好みのエディタが使えるのは,優れたプラグイン作者さんのお陰です.

Aspellプラグイン:AspellChecker Plug-In
TeXでのスペルチェックにはAspellを用います.
Wordもあるんだから,Wordの校正を使えばいいと思うでしょ?
でもね.TeXのタグがついてるから,それらもチェックされちゃうの.
Aspellにはフィルタがついてて,TeXのタグを無視してくれます.
便利です♪

TeX環境:角藤版W32TeX
きっと使わない機能がいっぱいだろうけど,フルインストールしてます.
使うのは,pTeXとdvipdfmxとjBiBTeXかな.
本当はpdfTeXの方がいいんだろうけど,Acrobatが重いからねぇ・・・
ちょっと確認するだけなら,dvioutの方が楽ちん.

英語辞書:PDIC+英辞郎
英論文を書く以外にも,なんだかんだで結構役に立ちます.
英辞郎は更新したばっかりなので,ver96が入ってます.
前バージョンを持ってるかどうかに関わらず,常に1980円なので,大型更新の時しか更新しません.
もう少し安くならないかなぁ・・・
なお,アルクの英辞郎 on the Webも役に立ちます.

バージョン管理:Subversion+TortoiseSVN
研究室のlongwangサーバにSubversionを入れて,
論文を書く全てのマシンにTortoiseSVNを導入して,バージョン管理してます.
簡単に同期が取れるのと,古いデータを保存しておけるのが良いですね.
「あれ?前の版ではここ・・・なんて書いてたっけ?」
なんて時にも,簡単に差分比較できます.

差分比較:Rekisa
上記の通り,差分比較は結構重要です.
どこをどう書き換えたかがわかるのは便利.
TortoiseSVNにもTortoiseMergeってツールが入ってるけど,
EUC-JPとかUTF-8で怪しい動きをします.
やはり,日本語を扱うなら,国産ソフトに限ります.はい.