« 情報処理技術者試験アンケート | メイン | ホントに焼いた本焼そば »

Subversion導入2 [ サーバ運営 ]

Subversionをapache経由ではなく,svnserve経由で使うように変更した.
これで各ユーザ毎にリポジトリを勝手に作らさせて,適当に管理できる.

svnserveを使う場合,デーモンとして起動しておくか,(x)inetd経由で起動するかがある.
今回はinetd経由を選択しよう.
設定のガイドはここ
xinetd経由なら,ここが参考になりそう
当方の環境は,いつも通りにVine3.2です.
他のディストリビューションの人は適切に読み替えてください.

まず,/etc/servicesを編集します.適切な位置に2行追記します.

# vi /etc/services
svn 3690/tcp # Subversion
svn 3690/udp # Subversion

続いて,/etc/inetd.confを編集します.適当な位置に1行追記します.

# vi /etc/inetd.conf
svn stream tcp nowait svn /usr/bin/svnserve svnserve -i

リポジトリにアクセスするパーミションを持ったユーザsvnをnologinで適当に作る.
ファイアウォールを使ってるなら,3690/tcpと3690/udpが通るようにする.

後はリポジトリを作り,適切な設定をする.
svnserve.confの設定はこちらなどを参考にしてください.
なお,usernameなんていうユーザはいません.
無駄なアクセスを試みないように!

$ svnadmin create /home/username/svn/repos
$ chown -R svn:svn /home/usename/svn/repos
$ vi /home/username/svn/repos/conf/svnserve.conf

あとはクライアントからアクセスします.
svn://your.domain/home/username/svn/repos
でアクセスできます.
もちろん,実際にはアクセスできません.
無駄なアクセスを試みないように!

簡単ですね.
皆さんもSubversionを導入して,バージョン管理の素晴らしさを実感しましょう!