« トラックバックスパム対策強化 | メイン | ARToolKitでサッチーを召喚 »

Dream Theater - Systematic Chaos レビュー [ レビュー, 音楽 ]

Dream Theater - Systematic Chaos [Limited Edition]
Dream Theaterの通算9枚目のスタジオアルバムであるSystematic Chaosをレビューしてみる.
まだ10周してないので,聞き込み系だとしたら良さがわかってなさそうなところで,レビュー.


1. In The Presence of Enemies Pt.1 (9:00)
These Wallsかと思った.
インスト曲と思わせておきながら,5分過ぎからは歌詞有り.
8.と合わせて1曲の流れだけど,分割されてる方がメリハリがあって良さそう.

2. Forsaken (5:36)
この曲はEvanescenceかな?
vo.にはあってるかもね.
DTらしくない曲.

3. Constant Motion (6:55)
Metallicaですか?Megadethですか?
このアルバムで一番音が多い曲かな.
単純にカッコイイです.
アートワークでこの曲の背景がOctavariumの振り子(名称失念)だったのは意味があるのかな?
6つ目だから,Never Enough?
逆から数えると,3つ目だから,These Walls?
意味深?

4. The Dark Eternal Night (8:51)
3分半過ぎからの間奏はライブで盛り上がるかもねー.
5分台の間奏は単調であまり面白くない.
よく分からない曲.

5. Repentance (10:43)
The Glass Prisonから始まり,This Dying Soul~The Root of All Evilと続いた,
「アルコール依存症を克服する12のステップ」の8と9.
This Dying Soulのセルフオマージュから始まる.
スローテンポだから,盛り上がりに欠ける.
「12ステップ」の流れでいけば,初のスローテンポかな?
前3曲は攻撃的だったのになぁ・・・
「12ステップ」の中の1曲としてみれば,この曲は意味があるかもしれないけど,
このアルバムからみれば,ハッキリ言って,捨て曲.無駄に長すぎる.
「12ステップ」はそれだけでまとめて独立のコンセプトアルバムにした方がよかったんじゃ・・・

6. Prophets Of War (6:01)
Muse節?
「まだやるんだ」って感じ.
かけ声はどうなのかと思う.
かっこいいけどね.

7. The Ministry of Lost Souls (14:57)
出だしから演歌.これはどこの夏祭りですか?
こういうのを泣きのギターとか言うのかも知れないけど,日本人には演歌にしか聞こえない.
序盤のg.とvo.はOctavariumを彷彿とさせる.
変拍子がしつこいし,key.とdr.がうるさい・・・と暴言を吐いてみるテスト.

8. In The Presence of Enemies Pt.2 (16:38)
1.の続き.
分割したのは正解だと思う.
25分1曲だったら,冗長だったと思う.
楽曲として一番しっかりしてるし,一番DTらしさを感じる.

だ~くますた~ うぃずいん あいうぃる ふぁい ふぉ~ゆ~♪
だ~くますた~ おぶしん なうまい そうる いず ゆあ~ず♪
だ~くますた~ まい がい あい うぃる だい ふぉ~ゆ~♪
だ~くますた~ いんさい
だ~くますた~ あ~めん♪
【前座は】Dream Theater Pt.67【ドミニシ希望】

歌詞はかっこ悪い.


結論
まだBURRN!をチェックしてないけど,レビューは87-87-93だったらしい.
まぁ,そんなもんですよね.
今回はTriviumMuseEvanescenceMegadethOpethの影響が強かったらしい.
Triviumは知らないから何とも言えないけど,Opethっぽい感じはしなかった.
というか,何々っぽいで語り尽くせるのって,どうなんだろう?

そろそろJordan Rudessのキーボードがうるさくなってきた.
効果的に入り込んでるところもあるけど,ウザイ場面が耳に付いて,気になって気になって仕方がない.
LTEならJordanがいいんだけど,DTにはもう合わない気がする.
あと,完全に暴挙を述べると,Mike Portnoyがうるさい.どうにかならないか.

聞き込んだらもっと印象が変わってくるかも?
ライブ音源を聴けば印象が変わるかも?
とりあえず,自宅ではCD,移動中はshuffleでaac,車の時はコピーしたCD.
ヘヴィローテで聞き込んでみたいと思います.


200706211422追記:
ヘヴィローテで聞き込んでみました.
演歌演歌と馬鹿にしていた7がしっくりきている件.
Muse節の6もたまらなくかっこいい件.

聞けば聞くほどLaBrieソロのElements of Persuasionっぽく聞こえてくる.
特に2と3なんて,あのアルバムに入ってても違和感がないと思う.

聞き込んでたら,味が出てきました.
でも,あっちこっちが冗長ですけどね.