辻研の3年ゼミ生だった吉田君が,見事に飛び級試験に合格した.
これで,2007年度は4年生ではなく,修士1年生となる.
すばらしいことだ.
まぁ.オレの強力なバックアップがあってこその合格だけどね.
彼を育て上げたのは,僕ですよ!
うそうそ.100%彼の実力です.
オレなんて,ダメ出しして煽るくらいしかやることはありませんでした.
厳密な情報がないので,間違っているかもしれないが,
情報理工学専攻では初の飛び級合格者だと思われる.
彼がパイオニアになってくれたことにより,
今後も優れた学生が積極的に飛び級に挑むことを期待する.
それにしても,入試担当者は賢明な判断を下した.
ボスから伝え聞いた話では,上層部は飛び級に対してかなり慎重だったらしい.
まず,前例がないことに対する合格基準の設定.
飛び級という特殊な条件なので,通常の院試と同じでいいのか,という話.
オレは同じでいいと思うんだけどねぇ・・・
飛び級でも飛び級じゃなくても,それが院試なんだからねぇ.
また,そもそも飛び級制度に対する否定意見もあったそうだ.
なんにしても,前例がないというのがネックだったようだ.
保守的な考え方をする上で,新しいことを導入するときは慎重だ.
だが,制度が確立されている以上,有効に利用するべきである.
オレならば,とりあえず入れてみてから論じよ,と思う.
結果として,合格になったわけだ.
つまりそれは,こういった否定派に対して,グゥの音も出ないような,
非の打ち所がない成績を打ち出したためであろう.
彼を合格させずに,誰を合格させるというのだ!という状況だ.
そんな私も飛び級試験は視野にあった.
専攻主任から「受けてみないか?」と薦められたことはあった.
しかし,チキンな私は断ったのだ.
まず,確実に合格するわけではないということ.
また,合格すると卒研をやることができないこと.
そして,同級生の友達が一気にいなくなるということだ.
そんな理由で,私は受けなかった.
吉田君が飛び級に合格した今でも,私の判断は賢明であったと思う.
考え方の違いである.
飛び級にいったい何を期待するのかということだ.
最後に,院試で入ったため,院授業の先行履修分がありません.
そのため,修了要件を満たすための単位取得がなかなか厳しいでしょう.
なかなか研究室にいる時間が作れず,思うように研究ができないかもしれません.
うまく時間を作って,やりくりしてください.きっとできる.
院生は研究室にいるのが仕事ですよ.
オレはそう思う.
2007200416追記:
Kakku Tips: 大学院合格
教授からは,
>電子情報学部で初めてと思われます
とのお言葉を頂いた.
この快挙は電子情報学部の歴史に残るのではないか?笑(大袈裟杉)
総長賞は無理としても,東海大学新聞には載りたいところだね.
オレを恩師の欄にでも登場させてあげてください.