第3回 IS論文執筆ワークショップ [ 教育, 研究 ]
情報処理学会IS研究会の第3回 IS論文執筆ワークショップに参加してきました.
会場は専修大学神田キャンパス.
講師は神沼先生とボス.
参加者は40名程度.きっと,オレが一番若手.
メモ用にノートを持って行ったのだが,必要なかった.
資料が十分に準備されており,片面刷りのため,メモ余白が十分であった.
オレの性格上,メモが別のものに書かれていると,目にしなくなる.
同じ視野の中に,全てが収まっていて欲しいし,同じ場所にあって欲しい.
勉強における理想論としては,ノートが教科書になることである.
しかし,そのためには多大な労力と時間が必要である.
そんなオレは教科書にガンガン書込む派です.
閑話休題.
内容も充実しており,論文をどう書くべきか,どこを重点に書くべきか,
どういう展開が必要か,査読者(読者)はどう見るか,といった話.
やはり,日本語は重要.
理科系の作文技術とか「超」文章法とか読めばいいのに!
ありがたい話が終始して,目がウロコになりました.
ぇ?目からウロコが落ちるの間違いじゃないかって?
残念ながら,そこまでには至りませんでした.
何故か.
全て既知の内容だったから.
何故か.
ボスがいつもしつこく言っている内容だったから.
うーん.
ボスの言うことなんて,右から左の時が多いわけですが,案外身に付いてるんですね.
最後は献体(!?)を利用しての査読練習.
研究会報告と全国大会の2本が準備されていました.
「あなたが査読者だと思って読んで下さい」
と言われましても,限られた時間でそんなポンポンできないわけですよ.
ボクなんて,若輩者ですから><
オレは前から3列目の一番右側に座っていたんだ.
1列目の右側の方から,レビュー内容を発表したんです.
ボス「次はどうしますかね?横行きますか?奥に行きますか?」
って・・・見事に奥に来ましたよ.狙ってたね.
もちろん,3人目として発言しましたよ.
仕返しとばかりに,
オレ「前にいらっしゃる辻先生の研究室でお世話になってます」
と逆襲しておいた.苦笑い.
それにしても,皆さん素晴らしい.
あの短時間にそこまで精読されているとは・・・
査読練習だからだと思うけど,みんな妙に厳しい><
「査読は落とすための試験ではありません」って説明してたのに・・・
みんな全力で粗探しですよ.いや,粗じゃないけど・・・
まとめ:
理論はわかった.
後は実践あるのみ.
オレにとっての最大の障壁は時間だろうか.
なかなか書き始めないからなぁ・・・
とりあえず書き始めるって,重要なことです.